認定証(称号)の発行

地域猫や野良猫に、生きた証を。

猫に限らず、たった1人でも、自分以外の人がその存在を正しく理解し、そして認めてくれるならば、その意義があったと言えます。たとえ多くに認められなくとも。
地域猫や雑種の猫は血統書がありません。人間でいえば、戸籍がない、国籍がないのと同じことです。しかし、どの猫にもきちんと個性があります。親分肌の猫、仲間に甘えん坊の猫、心配性な猫、中には英語と日本語と猫語を理解するトリリンガルな猫もいます。当然、正確には分からないのでしょうが、私たちが話す声のトーンや伝わる感情、雰囲気などで、その意味するところを何となく理解できるのでしょう。本質的なコミュニケーション能力は猫の方が人間よりも優っているのかもしれません。すでに亡くなってしまった猫も含め、私たちはその子が生きた、あるいはどこかに登録されている “証” であり、 “称号”を提供します。それが関わる人の安心感や温かい気持ちに少しでもつながりますように。


CCC

CCC

Certified Community Cat

サーティファイド・コミュニティ・キャット
公認地域猫

複数人で管理飼育され、地域猫として登録された猫に付与される称号です。

CCCについて

申込手続をする

調査シートの提出

CIC

CIC

Certified Individual Cat

サーティファイド・インディビジュアル・キャット
公認個人猫

集団ではなく、個人で管理飼育されている猫として登録された猫に付与される称号です。

CICについて

申込手続をする

調査シートの提出

COC

COC

Certified Organization Cat

サーティファイド・オーガニゼーション・キャット
公認機関猫

会社などの組織で管理飼育されている猫として登録された猫に付与される称号です。

COCについて

申込手続をする

調査シートの提出

各称号に共通する申込資格

称号を得るのに、学位や血統は必要ありません。ただ、申込をする猫に対する “深い愛情と理解” のみです。

何か特別な準備は必要ありません。

必要なのは、あなたと猫で共に過ごした時間と様々な経験を思い出し、それを表現することだけです。


称号を得るまでのステップ

1. 調査シートを確認します。

2. 申込料を決済します。

3. 調査シートを提出します。

4. 審査が実施されます。

5. 理事の承認後、証明書(認定証)とともに、称号が付与されます。


各称号の比較

CCCCICCOC
主な猫地域猫や野良猫室内猫地域猫や室内猫
管理飼育者(あなた)の登録人数2名以上1名法人組織および代表者

※上記はあくまでも代表的な事例なので、登録はそれぞれ柔軟に判断されます。


Q&A

称号を得るのに、試験はありません。調査シートの提出のみです。すべてウェブ上で完結するシステムとなっていますので、どこかの会場などへ出向く必要はありません。

称号の付与の最も根本的なベースにあるのは、個々の猫をきちんと理解しているかどうかとなります。猫の個性を含めて、識別可能かどうかを調査する必要があり、そのための必要十分な量の調査項目となります。

調査シートご提出後、審査及び理事の承認を経て、称号および証明書の付与が行われます。概ね2週間程度となっております。

更新料はかかりません。登録時の申込料のみとなります。

管理・飼育者(飼い主)が複数の称号を取得することは可能となりますが、猫1頭につき1称号となります。

クレジットカード(Visa、MasterCard、JCB、American Expressなど)、Apple Pay、Google Pay、PayPalまたは銀行振込(ゆうちょ銀行・GMOあおぞらネット銀行)に対応しております。

決済ページのメモまたはお問い合わせページよりご依頼ください。

受付番号は申込手続完了後に表示される決済完了画面またはご登録のメールアドレス宛に申込受付の確認メールをご確認ください。そちらに記載されている受付番号を調査シートにご記入ください。決済完了まで受付番号は発行されませんのでご注意ください。

再度、調査シートのご提出をお願いいたします。

すでに亡くなってしまった猫も称号の付与と登録が可能です。

現在、猫のみの登録となっております。

管理・飼育者の追加をご希望の場合は問い合わせページよりお申し付けください。

称号間の違いについては、各種詳細ページをご参照ください。ご希望の称号にてお申込みいただいた上で、別の称号の方が適当と判断がなされた場合、その旨を別途お伝えさせていただきます。

有効期限はありません。猫への愛は永久不滅です。

お申し込み後、2週間以内での提出をお願いいたします。

各称号は血統ではありません。登録事項に血統を含めることはできますが、それらはその血統を証明するものではありません。発行される認定証は称号が付与されたことを証明する書類となります。

発行される認定証に記載される言語は、国際的に通用する称号を証明するものとなるため、英語となります。調査シートに記載された内容は、日本語にてSiriusCat.orgのデータベースに登録されます。

室内で飼われている猫でも登録可能です。

血統付きの猫でも登録可能です。

ありません。随時受け付けております。

称号をまとめることはできません。1人1人個性や特徴が異なるため、登録は個別に行なっていただく必要があります。そのため、称号もそれぞれの猫に対して付与されます。

可能です。ボランティア団体の名称等があり、活動実績がある場合、COC (Certified Organization Cat) の登録および称号の付与が想定されます。

原則として、称号は永久不滅です。しかし、後日、調査シートへの虚偽記載等が判明した場合には、称号及び認定証の効力は失われます。

免除にはなりません。称号付与に関する調査シートと寄付に関しては別物なので、特別な配慮がなされることはありません。称号付与の可否は、調査シートのみで実施されます。

猫科の動物は必要とあらば "じっと待つ" ことができます。時には寝て待つことも必要です。焦らず、猫と一緒の時間を楽しみ、準備ができたら再度動き出しましょう。

可能です。調査シート備考欄等に代理人情報をご記載ください。

オリジナリティを重視するため、あえて記入例は公開しておりません。記入に関して、特にルール等はありませんので、模範解答を目指すのではなく、それぞれの実情に合わせて、個性的な調査シートを作ってみてください。

現在のところ、デジタルベースでの認定証の発行は行っておりません。紙ベースでの認定証のお届けとなります。

ウェブページでの提出のほかに、PDFやExcelシートでのご提出もいただけます。こちらのページよりダウンロードいただき、ご記入ください。


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